人懐っこい中国人A君

Updated: Jan 14


A君はクリスチャンであった。

私の会社に入る前に肝臓がんを患い、大手術の後、入院中に同じクリスチャンの妹の勧めで聖書を読み入信したという。

毎週末には恵比寿の教会に通っていた。


たまたま話題が宗教の話になると彼のキリスト教の解説が続く。 

こちらのほうから何らかのきっかけで「三位一体」と口走ると、A君は嬉しそうに「米山さん、キリスト教をよく知ってますね」と言いつつ私に入信を勧誘しそうになるのであった。


専修大学で経済学士と修士を取得し、その担当教授にも大層可愛いがられていた。 私も一二度A君からこの教授を紹介してもらっている。中国の権力者No.1、No.2の習近平国家主席と李克強首相が留学か何かで日本にいた時代にお世話をした日本人で、数年前まで日中協会会長を務められていた御仁にもA君は良くかわいがられ、いろいろな日中関係のイベントの手伝いや勉強会にも呼ばれていた。


その勉強会つながりでホテルオークラの役員を引っ張ってきてくれ、当社が扱っているインテリアグッズの紹介をさせて頂いたりもした。

初対面でも物おじせず、ある意味図々しくというか堂々と名刺交換するのも得意であった。


ある時は駐中国全権特命大使の名刺を私に見せてくれたりした。

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