外国人材に対する支援⑥

Updated: Nov 11



生活・仕事の悩み相談、異文化解説

最近は地元自治体がウェブサイトを通じ、外国人居住者向けに英語などで様々な住民サービスの情報を発信しているのでそれを効果的に用いることで暮らしに関する疑問(ゴミ出し、学校、納税、健康診断等)に対する情報が備わっているかとは思います。


できれば貴社の総務か人事の方で新たに入社した外国人材にそういった生活面のアドバイスを与えたり、彼らの疑問に応えられる窓口を設けたりすると喜ばれると思います。


それと、起こってほしくはありませんが、大地震、巨大台風などが予想される場合、日本語能力の問題から避難場所や経路を理解していない場合もあり得ますので、その辺のフォローもできると良いと思います。


外国人材が日本で生活をしていて、或いは職場で些細なことからショッキングなことまで彼らが「なぜ日本ではこうするのか」、「なぜそのように考えるのか」、「なぜこうしないのか」・・といった大小さまざまな異文化に基づく疑問を感じることが多いはずです。


最近は以前よりは少なくなったとはいえ、周囲から“ガイジンだ”との好奇な目で見られ、或いは“ガイジン恐怖症”の日本人から逃げられるといった経験で傷つくこともあろうかと思います。これらは放っておくとストレスや孤独感を募らせますし、日本独特の暑さ、湿度或いは冬の乾燥と相まって体調不良を起こしやすくなります。


少なくとも上述の「何故日本では・・?」の部分に対する異文化論としての答えをはっきりと伝えられると外国人材は納得してその分のストレスをためず、やり過ごすことができます。 ビジネスの現場での文化の違いの多くは以下の8項目に集約されるようです。

1. コミュニケーション(ローコンテクスト vs. ハイコンテクスト)

2. 評価のフィードバック(間接的 vs. 直接的)

3. 説得の方法(ボトムアップ(応用) vs. トップダウン(原理))

4. リーダーシップ(階層主義 vs. フラット(平等主義))

5. 意見の対立(対立を避ける vs. 対立を求める)

6. 意思決定(コンセンサス型 vs. トップダウン型)

7. 信頼関係づくり(オフタイム含めた人間関係ベース vs. 日中の業務ベース)

8. 時間間隔(時間厳守 vs. 時間にルーズ)


世界中の様々な国でのビジネスカルチャーに比べ実は日本の文化がかなり極端なところに位置していることを理解したうえで、それを外国人材に説明することでかなり腑に落ちる部分もあると思います。


尚、日本では信頼関係作りで良く見られる飲み会への参加が苦にならない外国人材には飲み会でのノミュニケーションの意図を説明して参加してもらえばよいですし、育ってきた文化によっては業務時間以外のプライベートな時間は別にしたいと考えている外国人材には強く誘わないほうが良いでしょう。そういった外国人材とはランチでの交流や海外出張などでの食事の際などにノミュニケーションのチャンスを伺いましょう。


元々アルコールがダメな人や宗教上アルコールが許されないケースもありますから、そういった人々への配慮と飲み会以外の親睦の機会を意識的に設けられると良いと思います。

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