異文化の良さー外国人材から気づく日本の価値と異なることの大切さ③
Updated: Nov 26, 2020

技能実習生の場合
前項のケースは専ら大卒以上の高学歴者で、前号で紹介した「技術・人文知識・国際業務」の在留資格か「配偶者が日本人」の資格で日本にて仕事を行う外国人材のケースである。
一方、途上国から技能実習生として来日する人材は、基本的に地方で育った次男、三男、次女、三女等が物理的に近い先進国である日本に「出稼ぎ」で来る感覚が強い。
ただ、後述するように、3年乃至5年日本にいる間に受ける教育や体験を通じ、多くの得難い経験を積んで母国に戻り、そこで成功を遂げる先輩たちを知り、自分もそれに続けとの思いでジャパンドリームを持っている若者も多い。